企業としてできる「お役立ち」
〜CSR活動〜


被災地に届け!「お役立ち」精神

毎年のように全国各地で起きている自然災害。キナンは、災害が起きるたびに様々な形で被災地支援にあたってきました。そのきっかけになったのが、あの阪神淡路大震災。不足する重機を被災地に送り込み、復旧・復興の支援活動を行う中で、建機だけの支援ではとても足りないことを痛感したのです。そこで、私たちが持ちうる企業資産(建機や資機材はもちろん、そのノウハウや人的資産もすべて)を駆使すれば、より幅広い支援活動が行えると考え、2011年3月の東日本大震災には、建機や土木現場の清掃に使うための散水車を活用し、給水車に応用。

温浴事業のノウハウを活かし、宮城県石巻市の荻浜中学校に仮設風呂『おぎの浜の湯』を開設。お湯はダイオキシン等の環境問題をクリアした薪焚きボイラーを使い、その燃料として大量に出た廃木材を燃料にして瓦礫撤去と両立をさせたのです。その年の9月には紀伊半島豪雨で本社のある和歌山県新宮市も被災。その際にも瓦礫撤去や人命救助で建機を活用するだけでなく、社員総出でボランティアも行いました。このように、キナンは建機・資機材だけでなく、事業で培ったノウハウ、機転を効かした機械の応用など、人・物資だけでない『お役立ち』でこれからも被災地支援に積極参加していきます。

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サイクリング王国『和歌山』の立役者に

本社があるのは紀伊半島の新宮。紀伊半島と言えば、日本屈指の起伏のある地形。世界遺産にも登録された熊野古道でも有名な由緒ある自然に恵まれた観光地です。そんな和歌山にプロスポーツを誘致したいという現会長の想いからスタートしたプロジェクトが、国際自転車競技連合(UCI)公認レース『TOUR de 熊野』でした。キナンが立ち上げたNPO法人「スポーツプロデュース熊野」が主催し、2020年で22回目を迎えた国際スポーツイベントです。

今年度は新型コロナの影響でレースは中止されてしまいましたが、和歌山県内で唯一行われている国際スポーツイベントとして、世界各地から選手・スタッフが集まり、多くのサイクルファンがかけつける大きなイベントへと成長してきました。こうした地域活性や自転車の魅力発信の取組み、各地へのイベント開催支援などが評価され、2020年7月17日に、国土交通大臣より令和2年度自転車活用推進功労者として表彰されました。

こうした活動やイベントが大きくなる中、2014年にプロサイクリストを集って『キナンサイクリングチーム』を発足。チーム発足4年目の2018年シーズンでは、悲願のUCIアジアツアーチームランキング1位を獲得。2019年のUCIアジアツアーインヴィテーショナルランキングも3位入りし、2019年UCIアジアツアー全レースへの招待権を獲得。
これからのさらなる活躍が期待されています。また、和歌山各地の小学校に自転車の楽しさ、交通安全の大切さを啓蒙する活動も行うなど、自転車競技と共に地域活性とキナンの認知拡大に積極的です。

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CSR私募債

財務内容が優れた企業が資金調達する仕組みのひとつで、金融機関に支払う手数料の一部を拠出して、地域の学校や図書館に図書カードの寄贈を行っています。こうした地域貢献の仕組みを1つでも増やしていきたい。それがキナンの考えです。地域貢献、社会貢献を通じて、企業としてそして一個人として、これからも成長していきたいと考えています。

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