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【ICT現場レポート】令和6年度一般道亀山安濃線(高野尾BP)道路改良工事(三重県)

 Date:2025.07.25 カテゴリー:現場レポート (ICT事業部)

▼令和6年度一般道亀山安濃線(高野尾BP)道路改良工事▼

今回の現場は、当社の小型ブルドーザーのマシンコントロール機をレンタルして頂いた現場のご紹介となります。

▼現場詳細▼

● 現場名:  令和6年度一般道亀山安濃線(高野尾BP)道路改良工事 (三重県津市高野尾町)

● 現場対応期間: 2025年6月9日~

● ご導入企業:  西栄建設株式会社 様

● 弊社スコープ:
  (1) 施工: ブルドーザーD3K2(caterpillar社製)+3DMC(ニコン・トリンブル社製)

▼記事担当者所感▼

小型ブルドーザーのため、ブレード中央にマストを建てて
1つのGNSSアンテナのみで施工を行なう「シングルマスト」装備で導入です。

当日は、ローカライゼーション作業から行いました。
現場環境はほぼ平地の田んぼだったので、障害物や受信に影響を及ぼすものはなく作業中の受信状況も良好でした。
精度確認・調整時には山本社員をメインに作業を行いましたが、
GCS900という普段使用しない機材でしたので、操作やしくみを理解するのに少し苦労していたようでしたが、うまく精度を調整することができました。

導入説明では、お客様に操作説明をさせて頂きました。
何度か使用したことがあるオペレーターさんと現場監督さんでしたので、理解がとても速くスムーズでした。
道路の基礎地盤を作成する現場ということで、高さがほぼ一定になるような動きで施工するため、
「ブルドーザーの自動施工はとても楽になるし、きれいに仕上がる」とのコメントもいただきました。

 

時間帯や施工場所により、もしかしたら衛星からの補正情報が一部不安定になる可能性があることをお伝えさせていただき、
読み通り、高さの数値が変化してしまうことやGNSS受信状況が不安定だったことが数回起きたということをお客様より聞きました。
受信の障害となる構造物や木々などがない場所でしたが、このようなことが起きたため現況確認や現場確認作業の重要性を感じました。

 

GNSSや受信状況など目に見えないものが影響する技術なので、
確認作業を確実に行いお客様からご理解いただけるように分かりやすい説明を心がけていきたいと改めて思いました。
これからもお客様に「キナンでよかった」と思ってもらえるように
経験を積み、新技術を取り入れ、満足度の高いサポートをお届けしていきたいと思います。

 

ICT事業部 山本

 

【参考】

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和歌山県新宮市新宮8001-10

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三重県松阪市和屋町241-1

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